不妊治療のレディースクリニックで甲状腺刺激ホルモンの値が悪かったので、甲状腺専門の内科に紹介状を書いていただき、行くことになりました。
不妊治療のレディースクリニックは家から徒歩12分ですが、甲状腺専門の内科は電車を乗り継いでドアtoドアで1時間くらい・・・
ちょっと遠い(;’∀’)
けど甲状腺の数値が良くならないと不妊治療も進まないので行ってきました。
駅から徒歩10分くらいの小さなクリニックで紹介状を出し、まずは問診と触診、超音波検査がありました。
触診では甲状腺を先生が指で触って大きさやかたさを調べ、押したときに痛くないかきかれました。私の場合はしこりとかもなく、押したときの痛みも特にありませんでした。
超音波検査では喉の前側にゼリー状の潤滑油を塗って超音波プローブで甲状腺の大きさなどを図っていきます。私はやはり通常の場合と比べて少し大きくなっているとのことでした。
だからずっとのどに異物感があったのか、と納得。
その後、血液検査をしました。
3本ほど血液を採って、3時間後にまた来てくださいとのことで、それまで近くのTSUTAYAに行って漫画を借りて時間をつぶしました。
そして3時間後。
血液検査の結果を教えてもらいました。
ほかの数値は特に問題なかったものの、やはり甲状腺関係の値が悪く出ました。
FT3(甲状腺ホルモン)・・・2.1(正常値2.30~4.00)
FT4(甲状腺ホルモン)・・・0.87(正常値0.90~1.70)
TSH(甲状腺刺激ホルモン)・・・5.46(正常値0.610~4.230)
抗TPO抗体(抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体)・・・44.58(正常値0~15.9)
抗サイログロブリン抗体・・・179.7(正常値0~27.9)
つまり、甲状腺ホルモンの量が少ないので甲状腺刺激ホルモンが多く出ていて、さらに自分の体が甲状腺を攻撃する抗体がでているとのことでした。
診断名は橋本病。
かなり多くの人が潜在的にこの病気を持っているそうなのですが、特に女性に多く見られるそうです。
バセドウ病の逆の症状がでるものになります。
前回レディースクリニックで言われたように、橋本病に罹患していると妊娠しにくく、さらに妊娠しても流産しやすいとのことでした。
治療法は甲状腺ホルモンの代わりになるチラージンを飲むこと。
適切なチラージンの処方量が最初はわからないので、何回か調節しながら体に合う適正量を探していくのだとか。
帰り際に先生に何か質問があるかきかれたので、「薬を飲んでどれくらいで皆さん良くなりますか?」ときいたところ、
1か月でよくなる人もいるが、私の場合はTSHの値がかなり悪いので、3か月くらいかかるんじゃないか?とのことでした。
チラージンは最初の1週間は25μg、次の3週間は37.5μgを飲み、1か月後に再検査とのことでした。
ちなみに病院の料金はお薬と合わせて9,450円でした。(高い・・・(;’∀’))
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